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『ヒメアノ~ル』感想

V6のファンは、森田剛に甘い。

彼を神のように崇拝し、我が子のように甘やかしている。

私も全くその通りで、森田剛のやることなすことすべてが魅力的に見える重症患者です。

一応記載しておくと、私は岡田准一担当です。

でも、V6ファンの中では誰担かは関係なく森田剛は絶対なんです。

 

そんな剛くんが初の主演を務めた映画『ヒメアノ~ル』、公開初日朝一番の回でしっかり見届けてきました。

上記の通り、森田剛を甘やかし隊の一員なので感想は大分ひいき目です。

この世に”ヤバイ”という言葉が存在していて本当に良かった。

この映画は本当にヤバイ。

以下、映画内容に触れますのでネタバレ注意

 

 

 

この映画は99分と短めなことに加え、番宣でのテレビ出演も多くそのたびに予告映像(しかも割といろんなシーン)が流れていたので

本編は大体想像できるな、というちょっとばかり舐めた態度で映画館に足を運びました。

本当に、申し訳ございませんでした!!

ほんとにびっくりした・・・

こんなの想像超えすぎだし、仮にストーリーが想像通りだとしても

この作品の衝撃は全編を映像で観た人にしか絶対にわからないはずです。

R15指定だから・・・グロいのは苦手だから・・・と鑑賞を渋っている人、

観ないと絶対後悔しますよ。

気休めになるかどうかはわかりませんが、R15は性的描写も考慮しての指定だとおもいます。

見どころのひとつでもある、濱田岳さんと佐津川愛美の濡れ場シーンがしっかり描写されていたり、自慰行為があったり、その他にも女性の上半身がしっかり映っている箇所もありました。

ですので、グロを理由に避けている人はぜひ勇気をもって劇場に足を運んでいただきたいです。

 

映画の中盤、音楽とともに映画のタイトルと出演キャストの名前がスクリーンに映し出されます。

普通なら映画の最初や最後に持ってくるであろうそれを中盤に持ってきています。

これが流れた瞬間、ぞっとしました

”お前らふわふわしてんじゃねーぞ、こっからだぞ”って言われてるような、もう中盤だというのに背筋が伸びるんです。

と同時に無性に逃げ出したくなる、そんな感覚に陥ります。

後半のことを思い出そうとすると、頭の中からほとんどの色が消えます。

思い出す映像は白黒、そして赤

どのシーンもその3色でしか思い出せません。

 

そしてラストシーン、泣きました。

切ないやらやるせないやら、ほっとしたような、それでもやっぱり恐ろしいような。

訳も分からず涙が流れて、映画館の椅子に自分が沈み込んでいってしまう感覚です。「また遊ぼう」という脳内中学生の森田の言葉の真相は、ただの狂気なのでしょうか。

あの中に、優しかった森田をみても良いのでしょうか。

真相はどうであれ、岡田(濱田岳)はこの先死ぬまで森田正一という呪縛を背負って生きていくんだろうなあと思うと途方もない恐怖と虚無感に襲われます。

 

断じて、スクリーンの中にアイドル森田剛を期待していたわけではありません。

剛くん本人が「俳優とアイドルの比率は10:0」と言っていたのを疑っていたわけでもありません。

それでもあまりにも大きすぎる衝撃を受けてしまいました。

『ヒメアノ~ル』の森田からは”森田剛”を感じないんです。1ミリも。

何度も名前を出してしまって恐縮ですが、

岡田准一出演の映画を観るときはいつも岡田が演じていることを忘れることができません。

”岡田が演じる”堂上教官、”岡田が演じる”深町、といった具合に””を外して考えることができないんです。

でも、剛くんにはそれがない。それは決して役名のせいだけではないと思います。

舞台鑑賞は苦手なので、剛くんのお芝居を観るのは久々でしたが

こんなにも圧倒的な演技力だなんて・・・

森田剛が舞台俳優として評価されているのは知っていますが

たまには映画界にもその演技力を提供してください。

 

 

『ヒメアノ~ル』(2016年)

ヒメアノ~ル 通常版 [DVD]

監督:吉田恵輔

脚本:吉田恵輔

出演:森田剛(V6)、濱田岳、佐津川愛美、ムロツヨシ、他