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『抱きしめたい -真実の物語-』感想

 残酷すぎる結末に、涙が止まらない。これが実話だというから神様って本当に不公平だ、と思わずにはいられません。

それでも純粋であったかいラブストーリーに心打たれます。

 

ネタバレあります。

 

いきなり結末を書いてしまいますが、

つかさは事故の後遺症ではなく急性妊娠脂肪肝が原因で亡くなります。

急性妊娠脂肪肝(acute fatty liver of pregnancy : AFLP)とは妊娠後期頃に発生し、急速に肝臓の機能が障害を受け、妊娠が終了しないと重症化し、母児ともに死亡する恐れのあるとても怖い病気です。 肝臓の中に脂肪が蓄積して様々な症状を引き起こします。怖い病気ですが、その発生頻度は妊娠した人の10000人から15000人に1人くらいととても珍しい病気です。

産婦人科の基礎知識(http://www.san-kiso.com/sannka/siboukann.html)より引用

交通事故の後遺症にも負けず、前向きに生きてきた彼女と

その彼女を支える雅己にとってあまりにも残酷な結末です。

 

しかし、映画はその結末ではなくそこに至るまでの温かい愛の軌跡と、つかさが無くなった後も続く父子の物語に重点を置いて作られていました。

ですが、つかさと雅己の出会いから結婚までの過程は淡々と進んでいる、というか

障害があったはずなのにいつの間にか解消している、というようなあまりにもあっさりとした流れでいまいち感情移入しきれないという感想です。

そして映像が、過去と現在を行ったり来たりします。

つかさの事故直後のビデオ映像を入れると3つの時間軸が発生するので、ちょっとわかりにくい。

 

ふたりの出会いや結婚式のシーンなど、胸がときめくシーンが多数ちりばめられていますが

なんといっても一番のときめきは回転木馬での二人の様子です。

「逃げるなら今のうちだよ」というつかさに対して、馬の上下に合わせて何度もキスをする雅己の姿は

観ているこっちまでもが”このままが時が止まればいいのに”と思うようなキラキラした時間でした。

それを見守る淳平(窪田正孝)の存在も本当に素晴らしい。

 

元カノに別れ話をした際に、瓶で頭を殴られるシーンがあったんですが(もちろん瓶は割れて粉々)あれ、いる!?

突然の出来事に戸惑いが隠せませんでした。

実話としてあったのであれば、ぜひとも映画に盛り込みたい気持ちはわかりますが

ちょっと映画の雰囲気に合ってないなーというのが率直な感想です。面白かったけど。

 

この映画に限ったことではないけれど、

標準語で演技をする錦戸亮って、最高にカッコいい。

あらすじ

交通事故で奇跡的に助かったものの、左半身と記憶能力に後遺症が残ったつかさ(北川景子)。そんな過酷な状況でも明るく前向きなつかさに、タクシードライバーの雅己(錦戸亮)は一生愛すると誓う。多くの障壁を乗り越えて結ばれ、小さな命を授かり、幸せの絶頂というそのとき。二人にとってつら過ぎる運命が待ち受けていた。

映画『抱きしめたい −真実の物語−』 - シネマトゥデイ より引用 

スタッフ&キャスト

『抱きしめたい -真実の物語-』(2014年)

監督:塩田明彦

脚本:塩田明彦、斉藤ひろし

出演:北川景子、錦戸亮(関ジャニ∞)、上地雄輔、斉藤工、他

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