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登山家の気持ちはわかりかねます。『エヴェレスト 神々の山嶺』感想

本物のエヴェレストで撮影したっていうとんでもない作品。

映画として面白かったかどうかはさておき、この美しく壮大な情景を観ないという選択肢は無い。

 

ネタバレあります。

 

びっくりするほど、誰にも感情移入ができない!!!

私には、山を登りたがる人間の気持ちがさっぱりわからないの!!!

それを待つ涼子(尾野真千子)の気持ちも私にはわからない。

っていうか深町(岡田)は羽生(阿部寛)の写真を撮りたかったんじゃないの・・・

なんで代わりに登頂しちゃってんの・・・

もう私にはわけがわからない。目の前のでっかいスクリーンでなんかすごいことしてる、そんな作品でした。

 

役者陣はものすごいんですよ。

岡田なんて全身全霊かけて深町を演じていて、きったないの。今まで見てきたどの岡田准一より汚い。

ずんぐりむっくりで、ひげもじゃで、赤ら顔で。もうめちゃくちゃ。

でもそれが深町なんですよね。カメラマンちゃうんかい、って言いたくなるけど。

ほんとにもう・・・、カメラマンちゃうんかい。

阿部寛もね、相手の岡田がやりやすいだろうからと、凍った死体役を人形でなく自ら演じるとかすさまじい演技力ですよ。

あれ見た瞬間ホールドアップダウン*1の岡田のことしか考えられなくなったけど。

実は風間俊介くんも出ていて、彼の演技が素晴らしい。すさまじい。

過去に亡くなった涼子の兄の役なんですが、山で自ら死を選ぶことを決意した彼の表情といったらもう。クライマックスのどのシーンよりも、あのシーンが一番グッときました。

 

ピエール瀧がバーで若者に絡むシーンとか、

涼子が羽生にもらったペンダントは実は羽生が嫁の家族にもらったものだとか、

深町が羽生を憑依させようとしてるとか、

この映画はつっこみが必要なシーンがとにかく多い。

なんなら、「ちょっちょ、ちょっとまって」って若干戸惑いながら突っ込まざるを得ないようなシーンばっかり。つかれる。

原作を読んでいない私が悪いのか?脚本が良くないのか?

私には、役者と映像がすごいということしかわかりませんでした。

むしろ役者と映像がこんなにすごいのにここまで楽しめない作品もあるもんなんだな、と。

 

あと全体を通しての”音”もちょっといただけない。

音楽はなんか古臭くて時代劇観てるみたいな気分になるし、ひとつひとつの効果音もうるさくて・・・

 

正直言って、私はこの作品好きではないです。

でもこの映像を映画館の大きなスクリーンで観れたことは最高に幸せです。

 

あらすじ

ネパールの首都カトマンズ。ヒマラヤ山脈が見えるその街で、日本人カメラマンの深町誠は古めかしいカメラを見つける。それはイギリス人登山家ジョージ・マロリーが、1924年6月8日にエベレスト登頂に初めて成功したか否かが、判断できるかもしれないカメラだった。カメラについて調べを進める深町は、羽生丈二というアルピニストの存在にたどり着く。他人に配慮しない登山をするために孤高の人物となった彼の壮絶にして崇高な人生に触れるうちに、深町の胸にある思いが生まれる。

映画『エヴェレスト 神々の山嶺』 - シネマトゥデイ

スタッフ&キャスト

『エヴェレスト 神々の山嶺』(2016年)

エヴェレスト 神々の山嶺 通常版 [DVD]

監督:平山秀幸

脚本:加藤正人

出演:岡田准一(V6)、阿部寛、尾野真千子、他

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*1:V6主演の2005年の映画