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この狂った世界に拍手を!『少女椿』感想

こんな気色が悪い風間俊介見たことない。

狂っている。この世界、狂ってる。

この狂った世界にいつの間にか自分も取り込まれてしまう。こわい。

 

ネタバレあります。

 

さて、何からつっこんでいいのかさっぱりわからない。

この映画、R15指定です。

が、開始数分で「・・・・・!!?R18指定だったかな?」と思わされる描写。

えええ、突然裸体出てきてんじゃん・・・

モザイク使ってんじゃん・・・

 

舞台は、ある時代の東京ということらしいけれど

ファッションしかり街の様子しかり、東京らしさはない。

非現実的で、もはや異世界みたい

そのくせ、時折はさまれる木々の様子や鳥の鳴き声なんかは妙に現実的

それがさらに違和感を覚えさせます。

この違和感、狙ったものか偶然の産物かは知らないけれど、この作品の異様さにはすごくしっくりきていて個人的に好きな違和感です。

 

ワンダー正光は、本当におかしい。

みどりを溺愛していて、常に「みどりちゃんはなーんにも心配しなくていいんだよ」と優しい言葉ばかりをかけるおじさんだけれど

ガラスのツボに入ってみたり、人(みどりに手を出すサーカス団員)を殺してみたり、平然とやっちゃう。

自分の超能力(魔法?)をみどりのために使っていくにつれどんどん老いていき、

最終的にはみどりに力をすべて与えみずからは息絶える。

さあ、なぜ彼はこんなにもみどりを溺愛するのか。

そこに理由を求めるのは野暮なのか、それとも原作には答えがあるのだろうか。うーむ。

ちなみに、散々ワンダー正光がおかしいって言ってはいるけど

サーカス団員みんなおかしいからね・・・

何度でもいうけど、ほんとすごい世界なんです。

 

そして!情けないことに・・・、ラストの意味が分からない

みどりちゃんが最終的にどんな状況でどんな感情だったから、あの情景に至ったのかが私にはわからない。抽象的すぎる。あの真っ白な世界はなに。

笑って消えていくサーカス団員たちは何を表しているの。

苦手なんだよ、理解できないの。誰かラストの意味を教えてください。

 

ただただ狂っている。異常だ。

だというのに目を背けるどころか、この世界に取り込まれ抜け出せなくなっていく感覚。怖いのに、気色悪いのに、病み付きになる。

この不思議な感覚、ぜひ味わってみてください。

あらすじ

ある時代の東京。母の死により一人になった14歳のみどり(中村里砂)は、団長に誘われ赤猫サーカス団に入った。個性的なメンバーの中でいじめに遭いながらも下働きに励むうち、新入りの超能力者・ワンダー正光に惹(ひ)かれていく。ところが、みどりとワンダー正光の関係に嫉妬した鞭棄がみどりを強引に振り向かせようとし、ワンダー正光は怒りから鞭棄を超能力で殺してしまう。みどりはワンダー正光と距離を置こうとし……。

映画『少女椿』 - シネマトゥデイ

スタッフ&キャスト

『少女椿』(2016年)

少女椿

監督:TORICO

脚本:TORICO

出演:中村里砂、風間俊介、森野美咲、他

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